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ユーザー・ガイド



動画を開く

「ファイル」>「開く」と選択し、目的のファイルを選択して「開く」をクリックします。または、目的のファイルをアプリケーションアイコンにドラッグ & ドロップします。

表示されているシーンを書き出す

スクリーンに表示されているシーンを一枚ずつ画像ファイルにして書き出します。

  1. ツールバーの「書き出す」をクリック。または「ファイル」>「書き出す...」を選択。
  2. 「保存シート」にて書き出す画像の設定をして「保存」をクリックします。

また、スクリーンのドラッグ&ドロップで直接デスクトップ(Finder)に書き出せます。この場合の画像も「保存シート」の設定が反映されます。

◆ 保存シート
書き出しリストにシーンを登録

一度にまとめて複数の画像ファイルを書き出すために、サイドバーの書き出しリストにシーンを登録します。

以下二つの方法で追加します。

◆ 連写シート
書き出しリストの画像を一度に書き出す

サイドバーの書き出しリストの画像を一度にまとめて書き出します。

  1. ツールバーの「リストを書き出す」をクリック。または「ファイル」>「リスト内の画像を書き出す...」を選択。
  2. 「保存シート」にて画像名フォーマットと画像設定をして「保存」をクリックします。

各画像タイトルは、統一したタイトルと数値の合わせになります。

時間表示について

このアプリでは動画の時間表示形式に「センチ秒形式」と「タイムスケール形式」の二つの表示形式があります。これらは1秒未満の表示方法に違いがあります。

時間表示部分をクリックすると表示形式が切り替わります。

タイムスケール形式では、ウインドウ下部右側の「再生時間」(動画の長さ)の1秒未満が分数表示され、分母がタイムスケール値です。

下の例はタイムスケールが600の動画ファイルです。
• 現在の時間: 1時間31分20秒と600分の522秒
• 動画の長さ: 1時間52分01秒と600分の533秒

上記をセンチ秒形式にするとそれぞれ、
• 522 / 600 = 0.87秒
• 533 / 600 = 0.888333....、二桁に四捨五入で0.89秒

フレームタイムに起点日時を設定

動画ファイル(MOV, M4V, MP4)にはファイルの作成(撮影)日時が記録されています。(Finderのファイル情報での作成日とは異なります)
この日時を動画の起点日時として、各シーンのフレームタイムを加算してその日時を求めExifとして記録しています。

しかし、動画ファイルがさまざまな編集を繰り返していると作成(撮影)日時が変更されることがあります。また、複数の動画がまとめられた動画ファイルでは、ひとつの起点日時を元にした各シーンの日時を求めることができません。

そこで、任意のシーンのフレームタイムに起点日時を設定して、そのシーン以降はそこから加算した日時をExifとして記録します。

スクリーンに日時を表示

「表示」>「スクリーンに日時を表示」を選択。または、ウインドウ左下のポップアップボタンから「スクリーンに日時を表示」を選択します。

シーンのフレームタイムに起点日時を設定
  1. 起点日時を設定したいシーンのフレームタイム(下図では00:08:10.13000)を表示します。
  2. 下図のようにポップアップボタンに表示される「"00:08:10.13000" に日時を設定...」項目を選択します。

(注意)フレームタイムは常にタイムスケール表示です。

  1. 表示されたシートにて任意の日時を設定します。
起点日時を編集

設定された起点日時を編集します。

ポップアップボタンから「設定を編集...」を選択して、フレームタイムと起点日時」シートを表示します。

1秒未満の数値:
 • フレームタイム: タイムスケール表示
 • 起点日時: ミリ秒で1/1000秒単位
混同しないよう注意してください。

起点日時の形式:
 • YYYY-MM-DD hh:mm:ss.sss ±hh:mm (タイムゾーンオフセットは必須)

注記
  • ひとつの動画ファイルに最大100個まで設定できます。
  • フレームタイムと起点日時の設定情報は動画ファイル内に記録されません。
    動画から写真アプリでのみ使用することができます。
選択範囲のみ再生

選択範囲を指定するには、「コントロール」>「選択範囲のみ再生」を選択して、イン/アウト選択マーカーをタイムバーに表示させます。イン/アウト選択マーカーをドラッグして選択を指定します。選択を微調整するときは、マーカーをクリックして選択状態にし、左右の矢印キーで調整します。

「コントロール」>「選択範囲を解除」を選択すると、イン/アウト両選択マーカーが再生ヘッダーの位置に移動し、選択範囲のない状態になります。

再生コントロールキーボードショートカット

space または return再生・停止
command (⌘) + ↑開始位置に移動
command (⌘) + ↓終了位置に移動
option (⌥) + command (⌘) + ↑選択範囲の先頭に移動
option (⌥) + command (⌘) + ↓選択範囲の末尾に移動
1フレーム戻る
1フレーム進む
command (⌘) + ←5秒戻る(デフォルト値)
command (⌘) + →5秒進む(デフォルト値)
option (⌥) + command (⌘) + ←30秒戻る(デフォルト値)
option (⌥) + command (⌘) + →30秒進む(デフォルト値)
option (⌥) + ←1秒戻る(デフォルト値)
option (⌥) + →1秒進む(デフォルト値)
control (⌃) + option (⌥) + ←0.5秒戻る(デフォルト値)
control (⌃) + option (⌥) + →0.5秒進む(デフォルト値)
J再生速度を低速に切り替える
K通常再生速度
L再生速度を高速に切り替える
M逆再生
スキップ時間を変更

早送り、巻き戻し時間の変更。
「コントロール」>「スキップ時間をカスタマイズ...」を選択。
それぞれ、0.5秒、1秒、3秒、5秒、10秒、15秒、20秒、30秒から選択。